Mr.ZEROのブログ~徒然なるままに~

日常のたわいもないことを綴っていきます。

中国人は日本が大好き!なのか・・・

先日、シンガポールへある商品を輸出しているZ社の代表者の方と話す機会がありました。シンガポールには華僑、(華人)が多く居住(移住)しており、この方たちが起業した会社と取引をしているようで、この商品自体は日本製でなくても、安い海外性製商品(中国製も)もあるのですが何故か高いお金を出しても日本製を好んで購入、使用するらしいのです。理由としては、品質の良さもあるのですが、一番は日本ブランドというブランド価値ということなのです。店舗広告にもJAPAN製品を一面にアピールし、店舗名にJAPANあるいは商品メーカー名を組み込ましてほしいとまで懇願されたようです。

※華僑はビジネスセンスは抜群です。悪くいうと、お金を稼ぐ嗅覚、クレバーさとでもいいましょうか・・・抜群です。子供のころから教育されていると聞きます。

ということから、取引自体が人間関係や、妥協といった選択肢の可能性は少なく、本当にお金が稼げるもの(最良の顧客ニーズを掴んだもの)(=大多数は日本ブランドは嫌いではない)といえそうですね。

 

話は変わりますが、日本への中国人旅行者も増加しております。

秋葉原や上野、御徒町等々のエリアは中国人旅行者だらけです。家電やお菓子、化粧品等を購入した袋を数袋もぶら下げてハイテンションで歩いている姿をよく見かけます。

なるほど。日本ブランドが嫌いならばこんな光景ありえません。

 

では何故、中国での反日報道が多いのか?

これは中国の格差社会に問題がありそうです。

言い換えれば、中国政治の腐敗です。

特に低所得者層が中国政府に対して不満を抱いており、本来自国政府に対してデモを起こしたいところですが、反政府デモは認められていないため、何もできない。しかし、低所得者層の怒りがいつか爆発してしまいそう。そこで、怒り発散のためプロパガンダにより矛先を日本に向けてしまおう。従って、特にメディアリテラシーの不足している低所得者層による反日暴動が起こっているのです。

前述した、華僑や中国人旅行者は一般に高所得者層であったり、知識レベル(歴史認識や社会情勢)も高い方が多いため、中国政府のプロパガンダに踊らされていないのです。

 

結論ですが、中国人は本来的には日本は嫌いではないはずです。

プロパガンダに振り回される過去の日本人に近いものを感じます。